49歳で公務員辞めたおじさんの話

安定した収入がある公務員やめたその後の生活

平成バブルと令和バブルと違い

 今日は日経平均は下げています。もう株高はこれまでかと感じますが、今から30年以上前の平成バブルの株高とと比べて今の株高との違いを報告します。
 株価の指数ですが、PBRやPERなども今の株価よりも非常に高かったので、Qレシオという数字を使っていました。企業の持っている土地を基準にして株価の判断をしていました。今のPBRやPERなどの指数もやや割高であるが、バブル時代と比べるとかわいいものです。
 平成バブルの場合は1985年にアメリカの貿易赤字が酷いので、世界各国が話し合って上で、プラザ合意を経て、日本は円高に!それでは日本の企業が持たないということで、日銀は金利を下げて、市場にお金バンバン支給することに。金利が安くなったので、企業の銀行からの借入が活発、土地の売買も活発になり、株価や土地が暴騰しました。銀行と不動産と商社はぼろもうけ。これはけしからんということで、大蔵省による総量規制(土地の売買を制限すること)、とどめには日銀の公定具合の引き上げ、不動産は倒産、お金を貸していた。金融機関はボロボロになり、失われた20年となりました。
 国も国民も金融機関と不動産はけしからんという雰囲気なので、助けることはなく、不景気が長引いた一因と考えられます。
 今の株価の高騰はどうでしょうか。平成バブルの時は日本だけの現象でしたが、今回はコロナで世界各国は金融緩和をしています。お金ジャバジャバです。コロナの場合はデフレの要因(外に出てお金を使えない。消費意欲減退)がなどが、あり中々インフレにはなりにくいです。したがって、世界の中央銀行はしばらくはお金スリスリ状態でしょう。アメリカは2023年までは金融引き締めを行わない予定ですし、日銀もマイナス金利から抜け出していません。
 しばらくは、お金の供給は続くため、株式が上がり続けると予想します。予想外にコロナ終息が長引けば、別ですが。どちらにせよ、コロナ落ち着かないと平成バブルを終了させた、金融引き締めは中々できないです。